
キットとサウンド
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キットとサウンド
キットとサウンドは、AnalogKeys の基本構成ブロックです。これらには、トラックのパラメーター設定に関する情報が含まれてい
ます。キットは、サウンドと他の設定の集合体と見なすことができます。サウンドは、基本的にはシンセトラックのパッチです。サ
ウンドは、シンセトラックにロードできます。
キットとサウンドは分離されています。つまりキットでは、必ずしも保存されたサウンドを使用する必要はありません。キットを保
存すると、シンセトラックの
PARAMETER ページ設定、つまりサウンドを構築する設定がキットとともに保存されます。キットのシ
ンセトラックの PARAMETER ページ設定を、別個のサウンドとして保存することも可能です。サウンドをロードすると、キットの一
部になります。したがってサウンドを変更すると、ロードされたサウンド自体ではなく、アクティブなキットが変更されます。キッ
トの演奏をコントロールするパターンは、常に特定のキットにリンクされています。
キットには以下が含まれています。
• 4 つのシンセトラックにロードされるサウンド
• FX トラックのパラメーター設定
• CV トラックのパラメーター設定
• シンセトラックと FX トラックの LEVEL 設定
• PERFORMANCE モードのパラメーター設定
• ポリフォニーの設定
サウンドには以下が含まれています。
• シンセトラックの PARAMETER ページの設定
• 画面左側の LCD グラフィックは、現在アクティブなキットを示しています。[TRACK] キーを押すと、この情報はトラックの
名前を反映して、簡易表示に変更されます。シンセトラックでは、ロードされたサウンドの名前が表示されます。
• 複数のパターンを同じキットにリンクできることに注意してください。パターンのいずれかを編集しながらキットを変更す
ると、キットが変更されます。これは、同時に他のパターンのサウンドにも直接影響します。これを防止するため、新しい
場所にキットを保存するようにしてください。
+DriveSoundLibrary と SoundPool
サウンドは、アクティブなプロジェクトの +DriveSoundLibrary または SoundPool からキットにロードできます。2 つの違いは、
+DriveSoundLibrary には 4096 のサウンドを格納でき、全てのプロジェクトに利用できるのに対して、SoundPool は、プロジェ
クトの一部で 128 サウンドに制限されるということです。SoundPool にサウンドをロードする主な利点は、サウンドロックの可能
性がある場合です。この機能は、+DriveSoundLibrary 内のサウンドには利用できません。詳細については、41 ページの「サウン
ドロック」を参照してください。
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