
付録 B:FX トラックのパラメーター B-3
DELAY
TIM( タイム ) は、ディレイタイムを設定します。現在の BPM に対するタ
イムで、
128 分音符単位で測定されます。例えば 32 の設定では、1 ビー
トのディレイに等しくなります
(4 つの 16 分音符 )。
X( ピンポン ) は、ステレオフィールドでのディレイ信号の動作をコント
ロールします。
•0 では、ディレイ信号をステレオフィールドに手動で配置できま
す。
WID パラメーターで、配置をコントロールします。
•1 は、左右のパン位置の間でディレイ信号が交互に鳴るようにし
ます。
WID パラメーターは、パンニングの量をコントロールしま
す。
WID( 幅 ) は、ディレイ信号のステレオ幅と配置をコントロールします。
FDB(フィードバック)は、ディレイの入力に戻されるディレイ出力の量を
コントロールします。パラメーター値を大きく設定すると、永遠に続く
ディレイや次第に音量が大きくなっていくディレイが可能です。フィード
バックを大きくすると非常に大きな信号になる場合があることと、
OVR
パラメーターもフィードバックを増大させる場合があることに注意して
ください。
HPF(HP フィルター) は、ディレイタップのハイパスフィルターをコント
ロールします。
LPF(LP フィルター ) は、ディレイタップのローパスフィルターをコント
ロールします。
OVR( オーバードライブ ) は、ディレイ信号がオーバードライブされる量
をコントロールします。この設定値を大きくすると、ディレイのフィード
バックに影響することに注意してください。
REV( リバーブセンド ) は、SupervoidReverb エフェクトに送信される
SaturatorDelay の信号の量をコントロールします。
VOL( ミックスボリューム ) は、SaturatorDelay 信号のボリュームを調整
します。
SATURATORDELAY
SaturatorDelay は、エコーに似たエフェクトをオーディオに追加します。このエフェクトの特別な機能のおかげで、ディレイ信号
に微妙な暖かみを加えたり、激しく歪ませるためにも使用できます。
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