
キットとサウンド
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FX トラックと CV トラックの編集
FX トラックと CV トラックの編集は、シンセトラックのサウンドの編集に非常に似ています。PARAMETER ページには、2 種類のト
ラックに関連したパラメーターがあります。FX トラックと CV トラックのパラメーターの詳細については、「付録 B:FX トラックの
パラメーター」と「付録 C:CV トラックのパラメーター」をそれぞれ参照してください。
• FX トラックと CV トラックのパラメーターの設定は、キットの一部としてのみ保存されます。
FX トラック
FX トラックは、AnalogKeys 内蔵のセンドエフェクトをコントロールします。FX トラックを編集するには、[Track] キー 5 を押し
ます。FX トラックには 5 つの PARAMETER ページが存在します。
EXTIN には、外部入力に関連したパラメーターが収められています。
CHORUS は、WideshiftChorus エフェクトをコントロールします。
DELAY は、SaturatorDelay エフェクトをコントロールします。
REVERB は、SupervoidReverb エフェクトをコントロールします。
LFOには、FXトラックパラメーターにモジュレーションをかけることができる 2つの LFOのパラメーターが収め
られています。
CV トラック
CV トラックは、CV/Gate 信号を受信可能な外部機器のコントロールに使用されます。CV トラックを編集するには、[Track] キー
6 を押します。CV トラックには、6 つの PARAMETER ページがあります。
CVAは CVA 出力から送信された信号をコントロールします。
CVB は CVB 出力から送信された信号をコントロールします。
CVC は CVC 出力から送信された信号をコントロールします。
CVD は CVD 出力から送信された信号をコントロールします。
ENV は、CV トラックパラメーターのコントロールに使用できる、自由に割り当て可能な 2 種類のエンベロープ
を提供します。
LFO は、CV トラックパラメーターのコントロールに使用できる、自由に割り当て可能な 2 種類の LFO を提供し
ます。
トラックのミューティング
[FUNCTION] キー+ ミュートしたいトラックの [TRACK] キーを押すと、そのトラックがミュートされます。シーケンサーのノートトリ
ガーだけがミュートされます。KEYBOARD を使用して、ミュートされたトラックを手動で演奏することは可能です。パターンを変
更すると、同じトラックのミュートが次のパターンにも同様に出現します。
<TRACK> の LED は、ミュートの状態を示しています。<TRACK> の LED が消灯している場合、トラックがミュートされていることを示
しています。緑色の <TRACK> の LED は、ミュートされていない演奏可能なトラックを示しています。赤色の <TRACK> の LED は、
アクティブで演奏可能なトラックを示しています。黄色の<TRACK>のLEDは、アクティブでミュートされたトラックを示しています。
• トラックのミューティングは、PERFORMANCE モードでも同様に実行できます。詳細については、20 ページの
「PERFORMANCEMUTE」を参照してください。
• SONG モードでも CHAIN モードでもトラックをミュートできます。この種類のミューティングは、ソングミューティングと
呼ばれ、トラックミューティングとは異なる動作をします。もっとも顕著な点は、ソングミュートはパターンが排他である
ことです。詳細については、47 ページを参照してください。
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